REINAの「マネーのとびら」(日経電子版マネーのまなび)

REINAの「マネーのとびら」(日経電子版マネーのまなび) by 日本経済新聞社 マネーのまなび

日本経済新聞社 マネーのまなび

誰もが知っておきたいお金の知識について、アメリカ在住経験を持つタレントのREINAさんが、日経電子版マネーのまなびの専門家たちに教わりながらリスナーと一緒に学んでいく。NISA、iDeCo、税金、公的年金、保険から株式投資までの幅広い内容を分かりやすく解説。ある年の金融界の出来事や個人的な思い出を語り合う「Playback〜思い出のあの年」のコーナーも必聴。

カテゴリー: ビジネス

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日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞編集委員の小栗太です。

今回のテーマは「『金利ある世界』の歩き方」です。日銀が3月にマイナス金利政策の解除を決めたことで、世の中の金利が少しずつ上がり始めています。長く超低金利のデフレ経済の中で暮らしてきた私たちの生活や仕事には、どんな影響が及ぶのでしょうか。

番組では私たちの暮らしに金利上昇が与える影響について、良い面、悪い面に分けて考えました。まず良い面として挙げたのは、資産運用にかかわる預金金利や国債利回りの上昇です。もっとも日銀は、あらゆる金利の基になる政策金利を0〜0.1%に引き上げただけなので、定期預金の金利も今はまだ限りなくゼロに近い水準です。それでも日銀が利上げを続ければ、次第に預金や個人向け国債の魅力が増していくのを実感できるようになるかもしれません。

一方、悪い面としては、借りたお金、つまりローンの返済額も増えていく可能性があることです。最も身近なものに住宅ローンがあります。住宅ローン金利には固定金利と変動金利の2種類がありますが、このうち金利上昇の影響を直接受けるのは変動金利の方です。ただ金利が上がっても、5年間は返済額が変わらない「5年ルール」を設けている金融機関もありますので、自分のローン契約書をしっかり読み直してみることをお勧めします。

このほかビジネス面への影響として、金利上昇が有利に働く業種、不利になる業種なども紹介しています。働いている方や就活中の方は参考にしてみてください。もちろん、株式相場や為替相場への影響についても解説しています。

番組後半のコーナー「Playback〜思い出のあの年」で振り返るのは、21世紀のスタートになる2001年。9月に米同時テロの惨劇が起きた悲しい年です。当時ニューヨークの隣接州に住んでいたREINAさんは、中学生の時に起きたこの事件を振り返り、現地ならではの生々しい記憶を語ってくれます。また、この年がタイトルになった映画「2001年宇宙の旅」にも触れ、当時は未来の技術だった人工知能(AI)や宇宙旅行が現実味を増してきたことに話が弾みました。

なお今回の「金利ある世界」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。

「金利のある暮らし」が戻ってくる 今こそ学びたいイロハ

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